SENN Project Japanese: サイモン・オブライエン (Dig-it zine)

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2006年06月24日

●サイモン・オブライエン (Dig-it zine)

2001年にオーストラリアのサイモン・オブライエンが初来日した時に行ったインタビューです。

竹生(以下T):最初にお決まりの質問から。
サイモン(以下S):名前はサイモン・オブライエン、22歳、ライディング歴は8年。オーストラリア出身。

T:なんで大会に出るようになったの?
S:大会には楽しむため、友達や、雰囲気を楽しむために行くようになった。大会のストレスやプレッシャーっていうのは好きじゃない。僕みたいなメイク率の低いライダーは、大会ではメチャメチャあがるし、いい成績が残せるとは思えない。大会に限らず、沢山の人に囲まれて注目されるとあがっちゃうんだよ。

T:サイモンのライディングに対するコンセプトって何?
S:うーん、僕は自分のために乗っている。1つのトリックに集中するというより、一度に沢山のトリックに挑戦するのが好きだね。練習して、ビデオに撮って、また新しいものに挑戦していく。メイク率にはこだわらないな。
 それと難しくて、誰もやっていないようなもの、全く違っていて、難しいようなトリック、コンボを考え出そうと頑張っている。「これは難しくて出来ない」と思う心を、乗り越えるのは並大抵じゃない。その弱い心を乗り越えるのが、僕の一番のテーマかな。コンテストのために、何回も同じようなランをするのには飽きちゃったよ。

T:どうやってAresチームに入ったの?
S:今年のフロリダであったCFBの時に、コーリー(ストラティチェック)が僕のことをYork(宇野陽介)に推薦してくれたんだ。それからサポートしてもらうようになった。

T:チャリ以外で興味のあるものってある?
S:僕の兄弟がサーフィンをやっていて、それをビデオに撮るのが好きだね。それと自然に囲まれているのが好きだ。僕はキリスト教を深く信仰しているから、お祈りや、瞑想に時間も掛けるね。それと沢山働いている。自転車は人生の一部であって、そればっかだとイヤになっちゃうからね。

T:未来の展望って持ってる?
S:ハッピーに、愛情に囲まれて生きたいね。どこかの国に宣教師として行こうかとも考えたりしてる。でもこれといった計画は持っていないよ。とにかくありのままに生きていきたいね。金持ちになろうとかは考えないな。

T:なんでそんな信心深くなったの?
S:僕の母が僕を身ごもっている時に、神様の啓示を受けて、僕をそういう風に育てた。だからつい最近まで信心深いことが当たり前の事として生きてきたけれど、最近、神様、っていうのは生きる手本として見ても、理想の人間像なんじゃないか、と思うようになった。それで、自ら信心深く生きることを意識している。

T:オーストラリアのBMXライダーはほとんどダートジャンパーって言っていたけれど、トレールとかは沢山あるの?スケートパークとかは?オーストラリアのBMX環境に関して聞かせて。
S:そこら中にトレールやスケートパークがあるよ。スケートパークに関して言えば、大きな街に限らず、小さな街にもいいスケートパークがあるね。オーストラリアのBMXシーンは、ここ日本と比べて小さいかもしれないけれど、お互い繋がりが強いね。

T:お気に入りのライダーは?
S:マーティ(クオッパ)、ケビン(ジョーンズ)チェイス、ポール(オシッカ)それと(岡村)旭。旭はスタイルがあるし、見てて楽しいね。面白い奴だしね。フラット以外のライダーの名前を挙げられるなら、デイブ・ミラが好きだね。彼は人間的にもいい奴だからね。

T:3ヶ月アメリカに行っていたらしいけれど、ホームシックになったりしなかった?
S:ちょっとね。でも新しい友達が出来て、今まで見たことのないものを見たりすると、家が恋しいのを忘れさせてくれるね。

T:西洋の人はよく、家族の写真とか持っているけれど、サイモンはどう?
S:いや、今回は持ってきていない。アメリカに行った時は持って行ったけれどね。

T:僕も3ヶ月アメリカに居た時に、すごく味噌汁が恋しくなったけれど、サイモンにとってそういうものってある?
S:うーん、オーストラリアの海とサーフィンかな。この旅が終わったら、真っ先に地元の海に行くよ。

T:っていうか、食べ物とか、自分の国では簡単に手に入るけれど、外国では手に入れるのが難しいもの、みたいなものは?
S:そうだな、たぶん「ベジマイト」かな。(ピーナッツバターみたく、パンに塗って食べるもので、オーストラリアでは誰もが知っているものだが、味はかなりマズい。)以前アメリカに旅するときに、アラン・クックに電話したら、ベジマイトを持ってきてくれ、と頼まれた。それで持って行って、アランが回りのアメリカ人ライダーに勧めたんだ。そうしたらみんな、「うっわ、マズ!」って顔をしかめてたね。(笑)
 僕も好きじゃないけれど、オーストラリアでは誰もが知っていて、でも外国では手に入れにくいものだね。

T:最後に?
S:まず僕を日本まで呼んでくれたAresのカツにはお礼を言いたい。ありがとう。それとYork(宇野陽介)、ミオ、(伊東)タカシ、(田辺)ヤスシ、(堀川)ケンジ、いろいろありがとう。それと僕のスポンサー、Ares,Etnies, Fox,それとこのインタビューをしてくれたヤス(Green-G)、僕の主であり、僕を守ってくれるイエス・キリストに、ありがとう。